阿蘇 草千里ヶ浜のお馬さん達 その1
仕事で熊本に良く出張することになり、近くにどんな名所があるのか気になってネット調べてみると、阿蘇の草千里ヶ浜と言う所にいる馬達の写真を見つけました。
これは、ぜひ行ってみたいと思っていましたが、先日その念願が叶いました。
ですが、「どんなお馬さん達がいるんだろう?」と言う疑問が沸いてきました。
同じ九州は宮崎の都井岬にいる御崎馬のような日本にいる在来馬とは違うようだし、いったいどんなお馬さんなんだろうか、ネットで調べても分からず、皆目見当がつきませんでした。
〔夜明け前〕
何はともあれ、せっかくチャンスが訪れたのだから、百聞は一見にしかずということで現地に飛びました。
現地草千里ヶ浜の駐車場到着はAM5:30頃。
辺りはまだ真っ暗で、満天の星空でした。その中にひとつの看板を見つけました。
「馬のりば」と書かれてあります。
ネットで見たお馬さんの写真は、ひょっとして乗馬(曳き馬)のお馬さん?
どんなお馬さん達に会えるのか期待と不安でドキドキしました。
〔夜明け〕
写真撮影の準備をしていると、駐車場から草千里ヶ浜に向かって前方左手の空が明るくなってきました。
目の前にだんだん景色が広がってきました。屋根に馬のりばと書かれた事務所があります。
あっ、馬がいます。1頭、2頭、3頭...、結構いるなぁ。
皆、のんびりと草を食んでます。
お馬さん達の胴に何か書いてあります。「草」と言う文字と数字(例えば「72」とか。)が、どのお馬さんにもあります。
曳き馬のお馬さん達であれば、人間に管理されているはず。その為の番号であれば理解は出来るのですが、競走馬の夜間放牧は聞いたことがあるけど、普通管理されている馬達なら夜は厩舎にいるよなぁ。
彼等お馬さん以外、もちろん人の気配なんて全くありません。
〔撮影開始〕
そうこうしているうちに、明るくなってきたので撮影開始。
お馬さん達は辺りに点々とし、皆黙々と草を食んでます。
久々の競馬場以外での撮影に、気分も乗ってきて撮影が進みます。
時刻はAM7:00頃、お馬さん達が道路に出てきました。
遠くにいたお馬さん達も事務所の脇にだんだんと集まってきました。
事務所の脇に、「放牧地 馬、牛優先」という文字を見つけました。
放牧地なんだということは理解が出来ましたが、終日なの?
〔朝食の時間〕
AM8:00ちょっと前。
馬のりばの管理者と思える方々が集まってきました。
そして、電車のプラットフォームのように見えるものの間に、馬達が1頭ずつ入っていきます。前には飼い葉桶がひとつずつ置かれ、えさが入れられていきます。
さっきまで、放牧地の草を食んでたのに顔を桶に突っ込んで、一生懸命食べている。
すごい食欲だ。
この後、鞍を付けられて乗馬(曳き馬)のスタンバイ。
Copyright(C) jin 2003-2007 All Rights Reserved.